金物のあれこれ【スクリュー座金、ほぞ金具、ホールダウン金具】
みなさんこんにちは!
前回は床の断熱材のお話でしたね(^^)
本日は、部材をつなぐ ”金物” について書きたいと思います♪
まず、金物の役割についてです。
地震のゆれなど、建物に強い力がかかる場合、
どうしても弱くなってしまう部分というのは、
土台と柱、柱と梁などの「接合部」とされています。
また、柱の横の壁が ”耐力壁”(荷重や外力に抵抗する壁)と、そうでない壁の場合も、
柱にかかる力の差で、柱を引き抜いたり、建物が歪む力が発生してしまいます。
建物自体を支える柱が、地震の力で抜けてしまったら困りますよね(> <)
そこで、そういった接合部を強化するのが”接合金物”です。
まずは、前回の工程から見てみましょう。
前回は、きれいに断熱材がはまったところまででした(^^)
(前回分はこちらからご覧いただけます→断熱材のあれこれ【床】)
さて、その後どうなるかといいますと、、、
←①
←②
このように構造用合板がピシッと張られます(^^)/
↑よく見ると、なにか棒のようなものが飛び出していたり、
丸い金具のようなものがついていますね☆
写真に3種類の金具が写っているのですが、
これらは、基礎と土台、土台と柱をしっかりと緊結させる役割を持っています。
こちらの金具や接合部の名前は、↓の写真をご覧ください☆
・スクリュー座金は、基礎と土台
・ホールダウン金物は、基礎、土台と耐力壁
・ほぞ金具は、土台と柱
を、それぞれ緊結しています(^^)g
以上を踏まえた上で、②の写真を見ていただけると、
そこに柱が立つんですね~(^^)となるかもしれません。
金物はまだまだたくさんあって面白いので、
また今度ご紹介いたします~(*^^*)