基礎パッキンのあれこれ
”基礎パッキン”
・・・皆さん聞いたことありますか?
おそらく、普段生活している中ではなかなか会話に出てこないでしょうし、
思い浮かばないかもしれません。
では、”床下換気口”だとどうでしょう?
そうです。トムとジェリーやアリエッティが出てくる、
家の下部分にある柵というか、あの部分です(`・ω・´)
少し前までは、床下の換気は基礎をくりぬいたような形にし、
換気を取っていましたが、
・基礎のひび割れや、くりぬいた形状部分の強度が気になる
・くりぬいた形にして、換気口を付けるのに施工の手間がかかる
・効率よく換気ができず、吹き溜まりができてしまう
などの面から、最近は”基礎パッキン”が使われるようになってきています。
では、実際に基礎パッキンを見てみましょう♪♪
ブロックみたいでなんかかわいいですね(^^♪
…かわいいですよね?(^^;
こちらは厚さ2センチ程度で、横から見るとスリットが入っています。
そして、施工した様子はこちらです。
基礎の上に乗っているのが分かります。
基礎パッキンをこのように施工することで、
・基礎をくり抜かなくてよい
・基礎の上に置くだけなので、施工手間が少ない
・基礎の全周に施工するタイプがあるので、効率よく換気ができる
というメリットが生まれます。
家が建ってしまうと、見えなくなってしまうのですが、
家を支えつつ、湿気や鼠などとからも守ってくれるタフな存在なので、
基礎に乗せている施工場面が見れたらラッキーですね(^O^)/