鹿児島家づくりのいろは③ 家事動線について2
子育てしながら毎日はバタバタと忙しいですよね。
そんな中でも家族で楽しむ時間や、ご夫婦でゆっくり過ごす時間、
ひとりで趣味に没頭する時間を大切にしたいですよね。
そんな時間を得る為にはなるべく家事を楽に早く済ませることが鍵となってきます!
仕事からご夫婦のどちらが先に帰宅するのか、食事の支度からするのか、
お洗濯から始めるのか、生活スタイルはそれぞれだと思いますが、
参考までに私の場合、、、
帰宅後最初に荷物を置いて手を洗い、
着替えを済ませ、洗濯物を洗濯機へ投入しスイッチをピッ!
それから食事の支度です。
食事ができ夕食を済ませた後、洗濯機から取り出し、
干し場へ運び、乾いた洗濯ものを下ろし(室内干しです)、洗濯物を干します。
その後子供たちがお風呂や宿題を済ませているうちに炊事の片付けを済ませていきます。
洗濯物を畳む、アイロンがけなどは寝る前ごろでしょうか・・・。
掃除は気になる時だけ気になるところをするくらいで週末に回しちゃっています。
日頃はク〇ックルワイパーを持ちながら移動したりしています。
あとはお風呂に入って、少し家族でゆっくりして、ベッドに入ります。
朝は、朝食の支度をして自分の支度をして仕事へ出勤です。
朝の役目は朝食の支度と家族のタイムキーパーといったところでしょうか。
当社では、間取りづくりのプランのヒアリングはこの一日の生活スタイルを
お聞きするところから始まります。
それぞれの生活スタイルがありそれぞれのルーティーンがあるため
決まった間取りをぴったりと当てはめることができないと考えています。
自由設計だからこそこだわりたいところですよね。
私の場合は多少の移動は家の中の出来事なのでさほど気にはなりませんが
何故か洗濯の動線だけはいつも不便に感じます。
「洗濯機をまわして→干す→たたむ→なおす」全て違う部屋で行っているからです。
この流れの中でも「たたむ→なおす」この動きは我が家の家事の中でも滞りやすさ一位を獲得しています。
ご提案するとすれば、やはりランドリールームとファミリーストレージの動線を一番に考えます。
今はそれぞれの部屋や離れた場所に収納するため
恥ずかしながら後回し傾向になり乾いた洗濯物がたまりがちに。
解決策は畳んだ動作のその場所になおす若しくは一時保管できる場所を作ることです。
ファミリーストレージは洗面脱衣室にあれば理想的。
帰宅後、手洗い後そのまま着替えるのにも便利ですしお風呂上りの動きもスムーズ。
タオル類、下着、部屋着、パジャマが収納できたら十分です。
おしゃれ着はいったん保管スペースをあえて作り各々が個人の部屋に持ち帰ります。
持ち帰る分量も減るので面倒くささも随分軽減されてきます。
まとめると、我が家の場合。
浴室↔洗面脱衣室+ファミリーストレージ↔ランドリールームの動線を
一連付けることで家事がぐんと楽になるはずです。しかも見た目も片付きます。
家事は分担するという考えもありますが、よく考えれば自分のことは自分でする動線を
基本に配置していくことが子供の成長や家族の住みやすさに繋がるような気がします。
脱ぎっぱなし、出しっ放し、やりっ放しにならないよう動作を一連付けながら
それぞれに決まった場所をつくる工夫をしてプランを考えることで住みやすい家事動線となります。
他にも、玄関→シューズインクロークの動線だったり、
キッチンからパントリーの動線だったりご家庭によって必要な家事動線は多種多様です。
家づくりの際はご自分のお家の生活スタイルをあらためて見つめなおすところから始まります。
気付かなかった新たな発見があるかもしれません。
今まで以上に家族で過ごす時間や、ご夫婦でゆっくり過ごす時間、
ひとりで趣味に没頭できる時間をつくり、楽しい毎日を送りたいものです。